中華食堂　萬龍｜神戸　県庁前

JRの元町駅を少し北に上がると地下鉄の県庁前駅がありますが、すぐその近くにあるのが、長崎ちゃんぽん・皿うどんに定評のある『中華食堂　萬龍（ばんりゅう）』さんです。

お店の近くまで行くと、長崎ちゃんぽん・皿うどんの表記がある看板が目に入ってくるので、すぐに分かると思います。今回は、萬龍さんにちゃんぽんを食べに行ってみました。お店は4人掛けのテーブル席が4卓と、8人掛けのテーブルに仕切りを付けてカウンター席にしている形です。

メニューは中華食堂と謳っているので、中華料理屋さんの定番メニューが揃っていて、そこにちゃんぽんも含まれています。今回は、ちゃんぽんとミニ天津飯のセット（1,210円）を注文。涼しい店内でお水を飲みながらしばし待ちます。

10分ほどでセットが完成したので、まずはちゃんぽんからいただきます。

ちゃんぽんというと少し白濁のスープのイメージですが、萬龍さんのちゃんぽんはけっこう透き通っていて、あっさりとした仕上がりになっています。豚肉や魚介類の出汁が出ているので、味自体は薄くないですし、胡椒が効いていてアクセントもあります。

麺は柔らかめの太麺で、一般的なちゃんぽんをイメージしてもらったら良いかなと思います。豚、えび、いか、きくらげ、きゃべつ、にんじん、もやしなどなど、具材がたっぷり入っていて、ボリューム満点です。

ミニ天津飯は、餡が少し甘さが強めになっていて、海老がいくつか入った天津飯です。

そんなに大きな特徴もなかったですが、やはり餡の甘さは気になる人もいるかもしれませんね。また、ミニ天津飯ではありますが、お茶碗一杯以上のボリュームがありました。ちゃんぽんと比べてみるとミニに見えますが、ちゃんぽん自体も大鉢なので。

コスパの非常に良い、安くて美味しいものがたくさん食べられるお店でした。駅から近いというのも嬉しい点なので、ぜひ一度食べに行ってみてください。