唯一無二の汁なし担々麺が食べられるサンプラ地下のENISHI

神戸三宮の近辺で担々麺が食べたいと思った時に候補にあがるお店がいくつかありますが、汁なし担々麺に限定すると、ENISHIさんが真っ先に思い浮かびます。

場所は三宮のセンター街にある地下飲食店フロアにありますが、メインの通りではなく、少し入り込んだところにあるので、見逃している方もいるかもしれませんね。

カウンターのみ10席ほどのお店で、打ちっぱなしのコンクリートのカウンターに銀のコップ、supremeの箸袋がおしゃれです。

券売機で食券を購入して席について少し待ちます。

今回はギリギリ待たずに座れましたが、人気店なので、直後には満席になって食べ終えた頃には待ち行列が出来てましたね。

何種類かメニューがあるのですが、今回は『濃厚担々麺のライス・唐揚げセット（1,320円）』を注文しました。

10分ほど待つと担々麺が完成です。

ゴロゴロとした大きめの具材と平打ちの麺をまずはしっかりと混ぜます。レンゲと箸を使って思っているよりしっかりと混ぜるのがオススメです。

ひと口目、肉味噌の甘みを感じた直後に程よい辛みとシビレが追いかけてきます。さらにしば漬けの酸味がふわーっと混ざり合ってきます。このお店の特徴の１つは、しば漬けが入っていることですね。

汁なし担々麺にしば漬けなんか合うの？

と私も思っていましたが、めちゃくちゃ合います。というより、これを知ってしまったら無いと物足りないと思うぐらいです。

粗めに挽いたひき肉が、肉肉しさを演出し、粗く砕いたナッツ、ざく切りにした玉ねぎが見事に調和していて、めちゃくちゃ美味しいです。

また、麺がモチモチした平打ち麺で、ゴロゴロした具材をしっかりと乗せて口に運ばれてくるので、味、食感ともに抜群です。

唐揚げはそんなに特徴はないのですが、カリッとジューシーに揚げられていて、テーブルに備え付けのお酢を掛けて食べると美味しいです。

担々麺の残りが少なくなってきたら、ご飯を入れて混ぜご飯のようにすると、締めにもバッチリですね。

灘にある総本店はミシュランのビブグルマンも受賞したことのあるガチウマ店で、しっかりとその味を継承していて美味しいので、ぜひ一度食べに行ってみてください。